彼女2.0
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LGBTという視点から、彼女・彼氏という言い方をアップデートした方がいいのかな?と思い、”パートナー”みたいな言葉を使おうとしたこともあった。
が、”パートナー”だと、なんだか言葉の帯びる雰囲気がイマイチ。
他の言葉を探してみたりもしたけれど、結局、彼女・彼氏という呼び名で、人の受け止め方を変えればいいんだ、と。
でもそれが一番むずいなと思った話。
パートナー
「彼女いるんですか?」という質問をされたとき、
この人は、僕が同性愛者だったときの想定はしていないんだなぁと思う。
僕はたまたま恋愛対象が女性だからいいものの、言葉遣いには注意しようと思った。
じゃあ、彼女あるいは彼氏といった意味を包括的に捉える「パートナー」という言い方を用いればことが済むか、と思ってみたものの。
「パートナーはいますか?」というと、言葉の響きから色んな雰囲気を醸すんですよね。
例えば、既婚者だったら、「結婚相手のことを聞いてるのかな?」とか思ったり。
あるいは、松本人志さんからしたら、「浜田さん」と答えればいいのかな、とか思ったり。
さらには、既婚者でも松本さんでない方も、
「彼女あるいは彼氏という言い方を意図的に避けている?つまり、僕/私を同性愛者だと思っているってこと?」
みたいな、僕の聞き方が変に匂わせているように相手に受け止められてしまうことも。
ここで、僕の思考は「パートナー」という言葉が良くないんだ、となりまして。
じゃあ、どんな言葉がいいだろうと。
既にいくつかのイメージがまとわりついているような言葉ではなく、けれどもパッと聞いて相手に意図が伝わるような、彼女や彼氏ような関係にいる人という包括的な言葉ってなんだろう….
恋仲
恋仲ってどうでしょうか?
いくつかセリフを用意してみた
└恋仲はいるの?
└恋仲はいますよ
└恋仲とはどうなの?
└恋仲が最近、俺に冷たくてさ…
うーん、少し言葉に古さがありますかね?
戦後の純文学に載ってそうな言葉感?
ただ、「愛人」は違うでしょ?既に別の意味あるから。
何か新しいあてがう言葉があればいいんですが。
本当に変えるべきは受け止め方
ここまでの思考は「今こうで、ここがダメだからこう変えよう」的な、今ある話をどう前に進めるか、という話なんですよね。
別に、新しい言葉を考えるのもまぁ悪くはないと思うんだけれど。
そうじゃなくて、「最終的にどうあるべきか」的な、ゴールを見定めるような考え方もあってはいいのかな、と思うようになって。
結論、それは「彼女・彼氏という言い方は残しつつ、受けとめる側の感覚を変える」がいいのかな、と。
僕が、「ちょっと聞いてよ。俺の彼氏が、脱いだ靴下片付けないの」
みたいな話をしたときに、
「ん?」とか「え?」とか思わず、
「あぁ〜わかる〜ワタシの彼氏もそうなの!」みたいな感じに話が進めばいいのかなと思った。
ただ、これって非常に難しいこと、人を動かないといけないから。
よく、人を変えるんじゃなくて自分を変える、とかあるけれど、
世界の受け止め方を変えることは、自分が変わることの伝播だけで足りるかな?と思った。ま、それしか僕にはできないんだけれど。
元記事URL: https://note.com/reitsuzuki/n/ncd6c8d2699d2
公開日: 2022-05-31 17:00