「歌ってみた」ならぬ、「解説してみた」

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塾業界の話を例に出したい。

対面授業では、1度に教えられる人数が限られてしまう。かつ、先生の間で教務力に差が生じる。これは、子供達にとってみれば不平等だ。

この問題を解決しようと、配信授業がある。たとえば、東進ハイスクールや、スタサプなど。

ちょっとこの配信授業にいちゃもんをつけてみたい。

今は、1人の強い先生からしか教わることができない。林先生のカリキュラムは、林先生しか教えることができない。ちょっと遠回しな言い方をすると、「林先生しか、林先生の授業ができないから、林先生が行う、林先生の授業を聞くしかない」のだ。

(咳払い)…正直に言おう。

僕はできれば、池田エライザさんの授業を受けたい。

1時間目から7時間目まで、池田エライザさんに教えてもらいたいのだ。

あ、体育と英語の授業はダニエル・クレイグさんでも良い(失礼)。

それなら、僕は椅子に自分を縛り付けて勉強する。絶対。

AIを使ってこれが実現できるのでは?って話。

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半年ほど前から「AIに僕の分身を作らせたい」と思っていた。

僕の性格やら話し方やらをインプットした装置をヒヨコのぬいぐるみに入れて、友人の家に置きたいと思っていた。そしたら、友人はいつでも僕と会話できるじゃないですか。今のところ、話した友人の全員から良い返事はいただけていないけれども、それでも本当にできたら、絶対にヒヨコちゃんを送りつけようと思っている。

真面目な話、僕の分身に需要がなくとも、齋藤飛鳥さんの分身には絶対に需要があるんだろうなとは思っていた。例えば、齋藤飛鳥さんのしゃべり口の感じで、数学を教えてくれたら、日本の高校生の数学力は上がるんじゃないかと。

一方で、齋藤飛鳥さん本人は、「人に数学を教えるプロ」ではない。だから、齋藤飛鳥さんのAIに、誰かのカリキュラムをインプットさせるのである。授業の内容がプロのパクリなら、男子高校生はこぞって安心して齋藤飛鳥さんの授業を見るのではないかと思ったのです。

この状況、「むしろパクり授業の方が安心」と言えるまである。

要は、「本家様」のクレジット付きで、「歌ってみた」ならぬ「解説してみた」というジャンルが成立し得るのでは?という話です。

本物(原液)は1つあれば良いのです。あとはそれを、話して欲しい人間に話して貰えば良い。

・・・

最近、母親が「相続の解説動画」をYoutubeでみている。

僕も調べてみてみたところ、そこに広がるカオスにびっくりした。
「我こそが一番正しくてわかりやすい動画だ」と言わんばかりに、有象無象に動画が出てくる。正直言って、面倒臭い。そして時折、胡散臭い。

結局どれを見りゃ良いの?ってなる。

だったら、誰かが最強にわかりやすい解説を作ってくれれば、後は、それを堂々と他の人がパクれば良いのではないでしょうか?みんながみんな「自分の解説が正だ!」と言い張っているような状況は、誰にとってもあまり良い状況じゃない気がするのです。

Ado様は2人いらない。最強の原液1滴と、無数の「歌ってみた」人間がいるような構図で良い。

原液を作る本家様はどう稼げば良いのか?
齋藤飛鳥さんに何でもかんでもパクリ動画やられたら再生数は伸びない。

本家様はコミッションで稼げば良いのです。

https://youtu.be/Ei8igf86cKE?si=jqRMukN8UhlkB7IY

長濱ねるさんが、東進ハイスクールの誰々先生の化学の授業を丸パクリして解説してくれているのが一番良いのでは?

まとめると、3者いる。

元ネタを作る人

売り込む人

見る人

元ネタを作る人は、学者タイプというか、パフォーマンスが上手でなくとも良い。とにかく良いもの、面白いものを作って、売り込む人に話して貰えば良い。コミッションで生活する。

売り込む人は、頭の良し悪し関係ない。その人の個性や才能を思う存分活かせば良い。
良い原液をパクってカクテルにすればいい。
言うなればこれは、蒸留所でウイスキーを作る人間と、バーテンダーの切り分けだ。

見る人は、多数いる売り込む人のなかで、見たい人の解説を聞けば良い。中身は間違いないんだから、好きな人の解説を聞けば良い。


元記事URL: https://note.com/reitsuzuki/n/n587bae54eeec
公開日: 2023-11-10 18:00