少年時代

僕はとても本が好きな少年だった。
家族でデパートにお買い物に行っても、僕だけ一人、デパート内の本屋さんに行っては、家族がお買い物している間、ずっと本に読み耽っていた。
その頃は、自身の興味の赴くままに、絵本や小説、伝記マンガのようなものを片っ端から読み漁っていた。

ですが、自分も大人になるにつれて、「読まなきゃいけない本」に囲まれるようになります。スキルや知識獲得を目的とした読書って、やっぱり面白くないんですよね。
目次であらかた掴む”読書術”みたいなのも、今思えばくだらないなと思う。
例えるなら、大食い選手権で食べ物を大量に胃袋に収めていくような話であって、「食事」ではない、みたいな感じ。

こうして大食い選手権みたいなことばかりしていると、気づけば「食事」そのものから距離を取るようになってしまった。
小説を始めとする、かつて小さい頃の僕が好きで読んでいたような本たちに、興味すら湧かないなんて。
知的好奇心の総量が徐々に小さくなっているような感じがして、そんな自分にがっかりしたようなこともありましたが、ここで僕の転機が訪れます。

エッセイを読むようになってから「本が読みたい!」という感情が息を吹き返して、最近また、本を読み漁っているのです。
「本が読みたい」自分は少し、隅の方で埃をかぶっていたのかもしれませんが、ちゃんとまだいたのだと思えました。
これは、ファッションにもよくある「リバイバル」ってやつですよ。

そんな自分を、最近少しだけ「捨てたもんじゃないな」と思えた。

だってねぇ、Amazonで購入履歴を見たら、ここ1ヶ月で15~6冊買ってますからね。まだ、5冊くらいは読み途中だけれど、どんどん購入ペースが上がっている。

※僕は1冊読み終わってから次、というような読み方はしない。だいたい回し読みをしている。何だか窮屈で好きじゃない。洋服同様、本にも当たり外れはあるしね。

読書ってやっぱり面白いなぁ、好きだなぁ。
せっかくだし、一冊だけ紹介します。
これとか面白かったですよ。ぜひ皆さんも読んでみては。

『最後の秘境 東京藝大:天才たちのカオスな日常』

https://youtu.be/71MgEPmdPuI


元記事URL: https://note.com/reitsuzuki/n/nfda838e4f671
公開日: 2023-07-31 18:00